広報誌あゆみ 2016年12月号
司祭 バリー・ケンズ
来年は2017年、平成29年 酉年です。
年を取ると1年が早くなります「光陰矢のごとし」私の好きなことわざです。クリスマスと新年の決意ですが正直に言いますと私は50年前から新年の決意をするのをやめました。3日経つと忙しくなって忘れてしまうからです。
けれど教皇フランシスコは新年の決意をすることをすすめています。
彼は私の尊敬する頭ですから、もう一度イエス様の助けに頼って約束しましょう。皆さんもどうでしょうか? 教皇フランシスコがすすめられた決意は次のようです。
( 私 – ケンズは教皇フランシスコの書いた文章と話から抜き取りました )
1 今年、神様と自分の間の交わりを大事にしましょう。
特に毎日祈る時間を作りましょう。その霊的生活が日々の生活の基礎なのです。
2 人間と人間の間の結びつきは非常に大事なことです。
両親、子供、また友人に素晴らしいクリスマスプレゼントとしてお金よりも自分の時間や都合・・・つまり愛をさしあげましょう。

3 心の傷を癒しましょう。
もし自分の心の中に人間関係の傷があったら 傷をつけた相手を赦し心の薬を塗りましょう。そしてもしある人の心に傷をあたえたなら、その人から謙遜に赦しを願いましょう。
4 相手の話を黙ってすべての心で聴きましょう。
敏感になって口からの言葉だけでなく無言のメッセージを聴きましょう。
5 自分の性格とか意見の合わない人に あえて優しい態度を示しましょう。

6 弱い人、お年寄り、牢に入れられた人、飢えている人、ホームレス、見知らに人にあたたかいもてなしをあげましょう。イエスは天の門でこのことについてお聞きになります。(マタイ25)
7 できるだけ貧しい人々に直接出会いましょう。
できなければ少なくてもその貧しい人々を考えて祈って愛の施しをいたしましょう。
もちろん経済的な貧しさと心の貧しさ。
8 出された食事を残さず食べましょう。
食べ残しは貧しい人々の損になります。
9 買い物をするとき上等な物より謙遜な物を選びましょう。その差は貧しい人々のためになります。
10 クリスマスの中心として買い物やご馳走ではなく、イエス様が第一になるようにしましょう。
私の考えですがこの上の事から、特に心に響いた事を一つ選んでそれを守るために自分の勇気もないことを認めてイエス様の助けを頼んで頼りましょう。教皇様の決意が大切です。
皆さんが、イエス様の誕生日とお正月を神様からの豊かなお恵みで迎えられるようお祈りいたします。